2022年4月ふくヨガクラステーマ:ウィローマⅡ(分断呼吸法・分割呼吸法)
ウィローマ(Ⅱ)から自己観察する
2022年4月のテーマは『ウィローマⅡ』です。クラスの前半でポーズや修正ポーズから呼吸の観察をしたら、クラスの最後に呼吸法から自己観察をします。
ウィローマは分断呼吸法(私は分割呼吸法と呼んでいます)と言われていて、吐息を4~5分割したり吸息を4~5分割したりする呼吸法です。仰向けでやるやり方や瞑想座法でやるやり方、吐息と吸息をつなげてやるやり方など、息の仕方と体位の組み合わせで複数のやり方があります。
呼吸力を高めたり呼吸のコントロール力を高めるのに大変役立ちます。4月のふくヨガクラスでは、この呼吸法を活用して、自己観察=内側から起こってくるバイブレーションを知覚していきます。
※3月のウィローマⅠは吸息の分割で、今月のウィローマⅡは吐息の分割です
やり方
★通常一息で吐く息を、4回に分けて吐き切ります
★声門を狭めて喉から音を出すウジャイ呼吸で行います
①仰向けになってリラックスする(ヨガのシャバーサナ)
②顎を引いて喉を締める(ジャーランダラバンダ)
③息を吸い切る
④3秒で4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の1吸吐いた
⑤3秒でもう4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の2吐いた
⑥3秒でもう4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の3吐いた
⑦3秒で最後の4分の1吐く➡3秒留める…つまり全部吐き切った
⑧息を吸って自然の呼吸にし、生起する内的感覚を観察する
ポイント
1サイクル1サイクル丁寧に取り組みます。取り組む前と後の変化がよく感じられますので、起こってくる感覚とそれに伴う心身の変容をよく観察してください。
★詳細はクラスにて。
こんな人におすすめ
- ヨガ・呼吸法の初心者
- 病弱な人
- 疲労がたまっている人
- 衰弱している人
- 緊張ぎみの人
- 高圧の人
- 心臓の調子が良くないとき
コメント
コメントを投稿