2022年5月ふくヨガクラステーマ:ウィローマⅢ(分断呼吸法・分割呼吸法)

  ウィローマ(Ⅲ)から自己観察する








 2022年5月のテーマは『ウィローマⅢ』です。クラスの前半でポーズや修正ポーズから呼吸の観察をしたら、クラスの最後に呼吸法から自己観察をします。

 ウィローマは分断呼吸法(私は分割呼吸法と呼んでいます)と言われていて、吐息を4~5分割したり吸息を4~5分割したりする呼吸法です。仰向けでやるやり方や瞑想座法でやるやり方、吐息と吸息をつなげてやるやり方など、息の仕方と体位の組み合わせで複数のやり方があります。
 呼吸力を高めたり呼吸のコントロール力を高めるのに大変役立ちます。5月のふくヨガクラスでは、この呼吸法を活用して、自己観察=内側から起こってくるバイブレーションを知覚していきます。
※5月のウィローマⅢは、吸息の分割呼吸法(ウィローマⅠ)➡吐息の分割呼吸法(ウィローマⅡ)をつなげて行き来する呼吸法です。


やり方

★通常一息で吐く息を、4回に分けて吐き切ります
★声門を狭めて喉から音を出すウジャイ呼吸で行います

●仰向けになってリラックスする(ヨガのシャバーサナ)
●顎を引いて喉を締め(ジャーランダラバンダ)ウジャイ呼吸ができるようにする
●まず息を吐き切る

〈吸息の分割呼吸法〉
①3秒で4分の1吸う➡3秒留める…つまり全体で4分の1吸った
②3秒でもう4分の1吸う➡3秒留める…つまり全体で4分の2吸った
③3秒でもう4分の1吸う➡3秒留める…つまり全体で4分の3吸った
④3秒で最後の4分の1吸う➡3秒留める…つまり全部吸い切った

〈吐息の分割呼吸法〉
⑤3秒で4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の1吸吐いた
⑥3秒でもう4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の2吐いた
⑦3秒でもう4分の1吐く➡3秒留める…つまり全体で4分の3吐いた
⑧3秒で最後の4分の1吐く➡3秒留める…つまり全部吐き切った
以上①~⑧が1サイクルです。これを丁寧に繰り返します。



ポイント

1サイクル1サイクル丁寧に取り組みます。取り組んでいる最中も起こってくる感覚を観察します。また取り組む前と後の変化がよく感じられますので、起こってくる感覚とそれに伴う心身の変容をよく観察してください。
★詳細はクラスにて。

こんな人におすすめ

  • ヨガ・呼吸法の初心者
  • 病弱な人
  • 疲労がたまっている人
  • 衰弱している人
  • 緊張ぎみの人
  • 高圧の人
  • 心臓の調子が良くないとき


動画解説








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